フルリモートのなるモ編集部のテレワーク環境 〜ゆるく語ったらお互いを知ることができた話〜

9月下旬に公開したオウンドメディア「なるモ」。これまでに「理想のワーク服」や「バーチャル背景」「音環境」など、テレワークに関係するテーマをいくつか記事にしてきました。

そんな中、ふと気になったのが「編集部のあの人、どんな環境で仕事しているんだろう・・」「みんなバーチャル背景だし、実は家で仕事してなかったり・・?」 テレワークの記事を出しておきながら、自分たちのワークスタイルはどうなのかって話です。

そこで今回は、各自の仕事環境や働き方をゆるく語っていこうと思います。 なるモ編集部は基本的にフルリモートの編集部。アイディア出しも多い仕事、皆きっとこだわりの環境で仕事をしているはず・・。 それでは、Let’s start!

登場人物紹介

川村

川村 豪なるモ編集部の副編集長。アイキューブドシステムズの営業企画部長であり、本田と木崎の上司。トレードマークのパーマヘアのおかげで、どこにいても見つけてもらいやすい。作業環境のこだわりは、部屋の温度と湿度。適度な風と雑音の中、アーモンドチョコを食べるのが至福のひとときだとか。

本田英美

本田 英美なるモ編集部メンバー。アイキューブドシステムズのマーケティング担当。2歳のおてんば娘の育児中。作業環境のこだわりは、机の上にはディスプレイ・ノートPC・マウス以外に何も置かないこと。

木崎 明子なるモ編集部メンバー。アイキューブドシステムズのマーケティング担当。やんちゃな2人の息子を育児中。趣味はヨガ、ランニング。作業環境へのこだわりはあまりないが、没頭すると何時間も作業に集中してしまうタイプなので、1時間おきにストレッチを欠かさずに行うようにしている。

椅子、座椅子、立ち作業➖働くスタイルもそれぞれ自由だった・・

オンラインで会話する3人
本田
本田

私たちは毎日チャットやオンライン会議でコミュニケーションを取ってますけど、実はお互いにどんな環境で仕事しているのかとかって全然知らないですよね。

木崎
木崎

そうですよね。まずは皆さん、どんな椅子を使ってるんですか?

川村
川村

僕はね、ゲーミング座椅子。

本田・木崎

ゲーミング座椅子・・・?

川村
川村

こんな感じで、座面が低くて、足を机の下に真っ直ぐ伸ばせるんです。エコノミー症候群が怖いから常に足を伸ばしたいので、座椅子派なんです。

ゲーミング座椅子の画像

▲川村が使っているゲーミング座椅子。撮影:川村

本田
本田

だいたい似たような作業環境かと思いきや、最初からこんな特殊なものが出てくるとは・・・(笑)

木崎
木崎

初めて聞きましたよね、ゲーミング座椅子って。

川村
川村

そうですか? 一定数いると思うけどなあ。仕事は座椅子派っていう人。

木崎
木崎

この後に紹介しづらいですが、我が家は普通のシンプルなオフィスチェアです。強いて言えば、腰にクッションを当てるようにしているぐらいですかね。姿勢がとても丸まっちゃうので。

本田
本田

腰と背中って大事ですよね。私はこんな感じの椅子です。背もたれが2つに分かれているんです。ヘッドレストがあるので、考え事とかするときに頭をもたれてリラックスできるので、良いアイディアが浮かぶような気持ちになります。

本田が使っている椅子

▲本田が使っている椅子。撮影:本田

川村
川村

へー、マッサージ屋さんにありそうな椅子ですね!

木崎
木崎

すごい。これって背中を両側から支えるから、姿勢が良くなる感じなんですか?

本田
本田

はい。そんなに反発は強くないんですが、腰が沈み込んで背中が丸くなることはなくなったかな、と感じます。

川村
川村

僕、姿勢にはすごく悩んでて。タイピングしていると体が猫背になって縮こまっちゃうんです。だから、休憩の時に「ふんっ!」って思いっきり胸を張るんですよ。そしたら、背骨かなんかの骨が「ポキポキポキ!」って鳴るんです。

木崎
木崎

え、そんなに鳴るんですか! ちょっとびっくりしますね・・・

本田
本田

フルリモートで働いてて感じるのは、結局どんなに良い椅子を使っても長時間同じ姿勢でいることって体に良くないということですね。1人で家で座って仕事をしていると、意識しないと本当に長時間その姿勢のままになっちゃうので。私も時間を意識してこまめに立ったりして、かなり気をつけてます。

川村
川村

本田さん、たまにミーティングの時、立って参加してますよね?

本田
本田

あら、バレてましたか?(笑)

川村
川村

立っている時と座っている時って、確実に姿勢が変わりますもんね。立って仕事するのって楽なんですか?

本田
本田

私の場合は、座りっぱなしでいると本当に体が固まっているように感じるんです。なので、30分のミーティングとか記事や資料を確認するタスクの時は、なるべく立つようにしているんです。

川村
川村

立っている人って、どんなに気をつけていても左右に動いているんで分かりやすいんですよ。座っていると左右に揺れる動きってあんまりしないので、オンラインミーティングでも目立つというか。

木崎
木崎

えー、私は座ってても結構動きますけどね、ちょっと違うのかなあ。

川村
川村

他の社員でも、立って仕事する派の人いますよね。よくウロウロしてたり。

本田
本田

そうですね。アイディアを考える仕事をしている人に多い気がします。そういう仕事の方は、立ったり体を動かしている方がアイディアが浮かびやすいのかもしれませんね。

仕事中の環境も自由に選べるからこそ、各自のこだわりが詰まっていく

川村
川村

皆さんの仕事中の音の環境ってどんな感じですか?

木崎
木崎

私は無音です。何の音もかけてない方が集中できるので。でも、無音だとかえって生活音が目立って気になっちゃうこともあります。

本田
本田

そうそう、私は雑音が気になるので、BGMかけてます。

川村
川村

音楽って知っている曲だと、意識がそっちに行っちゃいませんか?

本田
本田

そうなんですよね。歌詞が入ってくるとノリノリで歌いたくなっちゃうので、洋楽とか歌詞の無い音楽にして、なんとか意識を保っています。

川村
川村

僕は、PCの後ろにSurfaceを置いて、ずーっとABEMA TVのニュースを流してます。

PCの後ろにSurfaceを置いているデスクのイラスト

▲PCの後ろにSurfaceを置いているデスク

木崎
木崎

えー!? それ、集中できます?

本田
本田

想像の斜め上なんですけど(笑)

川村
川村

あ、でも耳を済まさないと聞こえないぐらいの音量で流している感じですよ。少しガヤガヤした音がある方が集中できるんですよね。

木崎
木崎

それにしても、なかなか独特なスタイルですけどね。ちなみに、オフィスでも他の人の話し声とか気にならないタイプですか?

川村
川村

僕は全然気にならない。むしろ無音の方が集中できないですね。

本田
本田

私は結構気になっちゃいます。他の人の話の内容を理解しようという意識になってしまって、自分の取り掛かっている仕事に集中できない感じです。

木崎
木崎

私もそうなんですよね。人の話し声って自然と耳に入ってきちゃって。

川村
川村

テレワークだと極端に言えばどこでも仕事できる訳ですけど、オフィスと家以外の場所でも仕事したりしますか?

木崎
木崎

私はしないですね。カフェも人の目が気になるし、なんかソワソワしちゃう。

川村
川村

あとは、海岸のベンチとか?

海岸のベンチ

▲海岸のベンチ(出典:pixabay)

木崎
木崎

そんな場所で、仕事やります?(笑)

本田
本田

目の前に海があったら、仕事そっちのけで海を楽しみたくなっちゃいそう・・・。

川村
川村

そうですよね。僕も外でやる時は、仕方なく移動の合間にカフェで仕事したりとかっていう程度です。でも、なるモ編集長の林さんは、気晴らしに公園とかで仕事することもあるって言ってました。

僕は正直、ワーケーションもあまり理解できなくて。旅行と仕事は融合できないような気がしちゃうんですよね。

本田
本田

私もワーケーションってやったことないのでイメージですが、自然とか景色を心ゆくまで楽しみたい気持ちと、仕事を進めないといけない、という現実的な気持ちとの心のバランスを保つのが難しそうだなと思います。

木崎
木崎

その観点だと、実家はちょうどよかったですよ。私は新潟に実家があるので、子どもの夏休みシーズンに帰省して、夫と子どもたちで遊びに行っている間に、実家で仕事してみたんです。いつもと違う環境で気分転換になって、仕事が捗ったように感じました。

本田
本田

そうなんですね。ワーケーションもそんな感じで良い相乗効果になるのかな。今度このメンバーで検証して、それも記事にしてみましょうか。

テレワークのあるある話、今の働き方に対する思い

オンラインで会話する3人
本田
本田

テレワークのあるあるって、いっぱいありますよね。

川村
川村

初めの頃だと、たまにワイヤレスのイヤホンマイクつけながら、ミュートせずにトイレに行ってしまうとかありましたね。

木崎
木崎

それはあるあると言うか、恥ずかしいハプニングですね(笑)

川村
川村

音は聞こえてなかったようなので、セーフでした。

本田
本田

良かったです(笑)ミュートの設定・解除を忘れるって、誰しも経験がありますよね。

川村
川村

あとは、お二人みたいに子どものお迎えのような毎日の区切りがないと、際限なく仕事しちゃいますよね。周りの雰囲気も関係なく自分次第なので、終わりにくいというか。

本田
本田

確かにそうかもしれないですね。子どものお迎えって時間が決まっているので、毎日どうにかその時間までに仕事を切り上げないと、という意識はあります。

川村
川村

そうですよね。でも、とはいえ僕も、実は出社していた頃よりは、残業することは減りましたね。出社していた時は、どうしても終わらない仕事は家に持ち帰ってやってましたけど、その点は今の方がメリハリをつけて仕事ができてるかもしれません。

木崎
木崎

単純に作業時間が増えているという影響も大きいですか?

川村
川村

うーん、どちらかというと「会社から仕事を持って帰ってきて、家で再び取りかかる」という感覚がなくなったことが、気持ち的に大きいのかもしれない。

本田
本田

逆に出社するメリットという意味では、やっぱりミーティングが捗ることですよね。対面だと相手のニュアンスも分かるし、ちょっとした相談なら直接声をかければすぐに解決できますからね。

川村
川村

そうですね。オンラインミーティングって、疲れますよね・・・。

木崎
木崎

それは、川村さんが過密スケジュールすぎるんですよ。色々なプロジェクトに入ってるから、全部に参加する必要があって、本当に予定びっしり埋まってますもんね。

川村
川村

それもあるけど、どちらかと言うと1つの会議での疲労度って意味で。 例えば、リアルに会議室で3人でミーティングする時って、僕の前に本田さんと木崎さんが座っていたら、そんなに視線を動かさなくて済むんです。リアルで会ってる時って、空間込みで大きな範囲で見えているから。

でも、オンラインになると、本田さんと木崎さんの画面をそれぞれ見る必要があるんですよ。それが大人数になっちゃうと、参加人数分だけ目線を動かさないといけないから、すっごい目が疲れるんですよ。

オンラインミーティングで目が疲れているイラスト
本田
本田

あー、なるほど。私はどちらかと言うと、気持ちの方が疲れます。

木崎
木崎

分かります。

本田
本田

2〜3人ならいいんですけど、それ以上の人数のオンラインミーティングだと「1 対 多数」という雰囲気になるので、自分が会議の主催者の場合には、司会としてしっかり進行しないといけないという意識があって、すごく疲れます。

それがリアルで集まって会議していると、雰囲気や話の流れで自然に皆で議論ができたりするんですけど、オンラインだと一人一人に話を振らないと意見を言ってもらえないんですよね。

木崎
木崎

反対に参加する側でも、途中で話を挟みづらい雰囲気もあるから、議論を活性化させるには何かコラボレーションツールを使ったり、工夫する必要がありますよね。

本田
本田

そうなんですよね。とはいえ、リモートベースの働き方に慣れてしまうと、毎日出社する働き方には、もう戻れないなあと感じています。往復の通勤時間を削減したり、時間的にすごく効率化できているので、今の時間配分じゃないと育児含めて生活が回らないです。

木崎
木崎

そうですね。私も同じ状況です。

川村
川村

リモートでも出社でも、どちらの働き方にもメリットとデメリットはあるから、仕事の種類とか目的に合わせて使い分けることで、仕事のパフォーマンスを最大化していきたいですよね。

本田
本田

まとめていただいて、ありがとうございます(笑)

テレワーク環境を語り合うというテーマから、最終的にはリモートか出社かというテーマに話題が逸れてしまいましたが、会話を通してお互いを知ることはできたような気がします。

読者の皆さんにも、編集部メンバーの自由な働き方とそれぞれの個性が少しでも伝わっていたらうれしいです。

今後はテレワークのテーマで様々な社員が登場するかも?引き続き、なるモをよろしくお願いします!

文:本田英美、木崎明子/なるモ編集部 アイキャッチ・イラスト:ADC

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